京野菜ジェラートの歴史

すでに1990年には様々な京野菜ジェラートを製造していました。
当時は京野菜って何?という時代でしたので、今ほど認知度はありませんでした。

「鹿ケ谷かぼちゃ」
「万願寺唐辛子」
「京人参」
「聖護院かぶら」など、様々な京野菜のジェラートを作っていたのです。

こちらは京人参ジェラートの写真。

ね? キレイでしょ?!

真っ赤な京人参をジェラートに使用しています。
トッピングにも使用していますが、中央の赤いのが京人参。
それを甘く煮て花の形にしたものです。

現在ではほとんど製造していませんが、単純に京野菜だけを使うのではなく、マダムは新しい味覚を次々に生み出していました。
京人参には道明寺という香ばしいあられのようなものを用いてみたり、万願寺唐辛子とパイナップルでジェラートにしたり。
マダムは昔からとてもクリエイティブでした。

「主婦の発想からよ。」といつもマダムは言います。
「遠くを見ずに、身近にあるもので何ができるのかを考えなさい。」
そのマダムの教えは、今もなおたくさんのお客様に受け継がれています。