遊び心

京都人の遊び心

遊び心

京都人の感性の中には、遊び心や洒脱さといったものがあります。
茶道で使われるお茶菓子でもお茶を引き立たせるために、あえて形を完成させないで少し崩れたような雰囲気を持つものがあったりします。
また、おはぎは一年に四回名前を変えます。
春は「ぼたもち」
夏は「夜船(よふね)」
秋は「おはぎ」
冬は「北窓(きたまど)」
このように昔から遊び心を持って季節を楽しみました。

また、洒脱とは「俗っぽくなく、さっぱりしていること。あかぬけしていること。また、そのさま。」と辞書にあります。
ごてごてとした装飾ではなく、さっぱりとしている中にも品がある。
日本特有の「引き算の美学」は今や世界中で参考にされています。

シンプルで上品に。でも、どこかユーモアもある。
そんなことを真剣に考え、思いつく遊び心が生粋の京都人にはあるのでしょう。
そしてそれは私達のジェラートにも。
きっとそれは、あなたの心に微笑む余裕を与えてくれると信じています。