偉大な料理人が認めるマダムの技術 ジェラート・ベネの歴史その3

2019年10月18日

偉大な料理人が認めるマダムの技術

マダム教子は様々なジェラートを作り続け、その味わいで多くのお客様の心を幸せにしてきました。
ある日、親しくさせていただいているお客様からお誘いを受け、一軒の料亭を訪れます。

京料理 まる多

京都の料理界では知らぬ人のない偉大な料理人で研究者でもある「丸田 明彦」氏のお店です。
常に新しい料理やデザインを考えておられ、当時では珍しかったハーブや洋酒を使用したりデザートを添えたりと、京料理に革新をもたらしたとても偉大な方です。

その料亭にお土産としてマダムは手作りのジェラートを持ってゆきました。
「これ、私が作ったものです。よかったらお召し上がりください。」

そして、お料理をいただいたそうです。
非常に素晴らしい盛り付け。
一つひとつ、ていねいに味を楽しめる料理。
そして、最後を飾るにふさわしいデザート。

現在では手のこんだデザートを提供する料亭も珍しくはありませんが、当時としては画期的なことでした。

マダム教子は昔からよく口にします。
「どんなにステキなお料理でも最後の締めのデザートががっかりすると、その料理の魅力は半減してしまう。」
だからこそ、芸術的なジェラートを広めることは、その意識を変えるきっかけになると。

とても素晴らしいお料理を堪能したあと、御主人の「丸田 明彦」氏が御挨拶をしてくださいました。
マダムがお料理をいただいている間に、お土産にお持ちしたジェラートを召し上がってくださったのでしょう。

「もう、天まで来てるで。 おみそれしました。」と頭を下げてくださったのです。
マダムはとても感動して言葉が出なかったそうです。

偉大なプロが認めてくださるその技術。
しかし、マダムはその後にイタリアへ留学し、さらに新しい技術の開発に取り組んできました。
叶うことなら、今一度、マダムの作るジェラートを味わっていただけたら嬉しいと私、13代目 亀屋嘉右衛門は思っています。

その他にも様々な料理人がお店にいらしてくださいました。
本当に感謝をいたしております。
そして、その技術を受け継ぐために、13代目 亀屋嘉右衛門がマダムのもとで修行をいたしております。

お店で召し上がっていただける当店のジェラートには、30年以上の歴史があります。
そんな歴史を聞きながら、ジェラートを味わって幸せな気分になってくださいね。
マダム共々、お待ちいたしております。

 お店の場所はこちらをクリック!↓
https://gelato-vene.com/access-2/

営業時間は11:00から21:00です。
不定休ですので、御来店の際は御確認ください。
※2021年2月7日まで緊急事態宣言のため休業いたします。
TEL:075-723-2414