生ジェラート開発秘話 その1

京都の桜も少しずつ咲きはじめました。
お店の周りはまだまだですが、今年は早めの開花のようですね。

【 生ジェラート開発秘話 その1 】

今回、新たに出来上がった「生ジェラート」。
マダムと私とで違う視点から開発のアプローチをしていました。

マダムはお客様のために。
そう、ジェラートってアイスクリームなので、溶けるんですよ。
当たり前の話ですが。

ある日、わざわざ御来店くださったお客様がおられました。
その日は真夏の猛暑日。

お中元の時期でしたので、御来店のお客様のお中元発送が立て込み
ドライアイスが全て出てしまっていました。

遠方からわざわざお越しくださったお客様。
お店で楽しくジェラートをお召し上がりくださり、お話もいろいろさせていただきました。
そして「お土産にジェラートを買って帰りたいんです。」とおっしゃってくださいました。

でも、その日はドライアイスが全て使い切ってしまっていましたので、
お客様に事情をお話して後日お送りさせていただくことになりました。

その時マダムは思ったそうです。
「やっぱりお土産に持って帰るのと、後から送ってくるのとは違う!」
その時のお客様の気持ちを考えると、ドライアイスがなくても
持って帰ることができるようなジェラートを作りたい!

もちろん、ドライアイスに代わる保冷剤も最近は開発されましたので、
現在はお店で実験的に実際の状況でどのぐらいの時間大丈夫なのかを
試したりもしています。

でも、マダムは「溶けないアイス」の開発にもう、何年もかかって取り組んでいました。
試行錯誤を繰り返し、様々な製法を考えて繰り返し、繰り返し作り続けてきました。
そして、最近開発した日本酒ジェラートから応用をして、さらに改良を繰り返し
ようやく目処がついたジェラートなんです。

正直なところ、開発費用だけでも莫大な金額がかかっています。
すぐにでもお披露目したいのですが、製法特許の可能性や
商標登録の準備で、今はまだお目にかけることができません。

もうしばらく、お楽しみにお待ちください。

明日は、私の視点からの「生ジェラート開発」をお伝えいたします。

些細な楽しいことやうれしいことをシェアしあえれば、心に少し余裕ができる瞬間もあるかと思います。

皆様も、ぜひ周りの楽しかったこと、嬉しかったことをお聞かせください。
私がメルマガの中でご紹介してゆきたいと思います。(もちろん匿名です)

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